東北六県をメインフィールドに、今日もどこかで取材旅。プライベートでも、国内外問わず旅行好き。
とうほく Diary
冬の暮らし
秋田市/秋田の旬と名物が集まる「秋田市民市場」のにぎわい
2022/12/28
市民の暮らしを支える食材豊富な“台所”
豊かな海と肥沃な大地を有し、海・山・里の幸に恵まれた秋田県。JR秋田駅から徒歩5分の場所にある「秋田市民市場」は、“食の宝庫・秋田”を地元の人と一緒に体験できる人気スポットです。ここは、季節の地場食材や秋田の名産物をはじめ、新鮮な食材が豊富に集まる“秋田市民の台所”。地元の人や観光客に加えて、目利きの料理人も訪れます。場内には、鮮魚をはじめ、青果、水産加工品などを販売する専門店や、衣料雑貨店、土産店、飲食店と、バラエティに富んだ約70軒が集結。歩くだけでも気分が盛り上がります。
秋田市民市場の始まりは、昭和26年。「朝倉市場」として開設し、昭和37年に協同組合朝倉市民市場が設立されると、2年後の移転・新築に伴って名称が「秋田市民市場」に変更されました。現在の建物は平成15年にリニューアルしたもの。2階建てになっており、2階にはクリニックや100円ショップ、イベントにも利用できる会議室があります。
場内を歩くと目に入るのが、四季折々でラインナップを替える新鮮な山海の幸。春は山菜やじゅんさい、夏は岩ガキや塩クジラ、秋は新米を使ったきりたんぽやキノコ、冬はハタハタやタラなど、秋田らしい食材も。時季のおすすめや食べ方など、お店の人と会話をしながら買い物するのも市場ならではの楽しみです。秋田の米や地酒、きりたんぽは、旅行のお土産におすすめです。
- 1
- 2
おすすめの記事
今回のライター
ライター
関東 博子