まさに絶景！どこまでも続く黄金色のトンネル

季節はもうすぐ紅葉シーズンへ。福島市の紅葉スポットといえば磐梯吾妻スカイラインが有名ですが、「あづま総合運動公園のイチョウ並木」は地元で人気の紅葉スポットです。

吾妻山麓の福島市佐原にある福島県あづま総合運動公園は100haにおよぶ広大な敷地を誇り、陸上競技場や野球場、体育館、テニスコートなどの運動施設をはじめ、遊具のある公園やピクニック広場、文化施設などさまざまな施設がそろう総合公園です。

園内には桜並木やバラ、アジサイ、ヤマユリなどの花広場がありますが、秋に訪れる人の目を楽しませるのがイチョウ並木です。約520mの中央園路に116本が植えられており、秋が深まるにつれて葉が緑から黄緑色へ、黄緑色から黄色へ変わり、荘厳な景色を生み出します。

例年10月下旬～11月上旬に黄葉の見頃を迎えますが、イチョウはその後も十分に楽しめます。見上げれば黄金色に輝く葉と秋の澄んだ青空が鮮やかなコントラストを描き、足元を見れば落ち葉のじゅうたんが広がり、黄金色のトンネルを歩くことができます。

舗装された並木道は車いすやベビーカーを押しながらの散策もしやすく、往復すれば約1kmになりますので、ウォーキングにもぴったりです。また、公園では落ちたギンナンの拾い集めの協力を呼び掛けており、拾ったギンナンは持ち帰りOK（販売目的の持ち帰りは不可）。ビニール袋や手袋、割りばし、トング等を持参して、自宅で秋の味覚を楽しむのもおすすめです。駐車場を利用する場合は、1,000台収容可能な大駐車場が一番近いです。