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とうほく Diary
至高の酒
仙台市/常連客に混ざって乾杯!酒好きが自然と集う「壱弐参横丁」
2023/02/02

昭和の風情を残すノスタルジックな空間
東北一の歓楽街といえば仙台市・国分町ですが、仙台には他にも「酒好きの聖地」と言うべき場所があります。煌びやかな国分町とは一線を画す、レトロ感漂うディープスポット、「横丁」です。仙台市は他の大都市と比べて横丁が多い街ですが、中心部のアーケード街・サンモール一番町に位置する「壱弐参(いろは)横丁」はその代表格。個性豊かな店が連なり、こだわりの料理と厳選されたお酒で人々をもてなします。
壱弐参横丁の始まりは戦後まもなく。昭和21年に前身となる「中央公設市場」が誕生し、生鮮食品や日用品を求める客で連日賑わっていたといいます。そこから徐々に飲食店が増え、現在の壱弐参横丁の形に。今も残るノスタルジックな雰囲気は、地元の方だけでなく、出張者や観光客をも惹きつけています。
壱弐参横丁には2つの細い通りがあり、左右に飲食店や雑貨店、鮮魚店などが隙間なく並んでいます。今回は、その中からとっておきの地酒が楽しめる店を3軒ご紹介しましょう。
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今回のライター
ライター
関東 博子