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とうほく Diary
秋の深まり
盛岡市/盛岡秋まつり山車と盛岡つなぎ温泉で歴史ロマンに浸る
2023/09/08
開湯900年の「盛岡つなぎ温泉」で夏の疲れをリフレッシュ
夏の疲れが表れる季節の変わり目は、「盛岡の奥座敷」と称される「盛岡つなぎ温泉」でリフレッシュしませんか?
JR盛岡駅から車で約20分、バスで約30分。盛岡市西部、雫石川のダム湖である御所湖のほとりに湧く盛岡つなぎ温泉は、開湯900年の歴史を誇るいで湯です。名前の由来は、平安時代末期に前九年の役でこの地を訪れた源義家(八幡太郎)が温泉を発見し、愛馬を穴の開いた石につないで入浴したと伝えられ、温泉街には愛馬をつないだとされる「つなぎ石」が残されています。
今年4月に「つなぎ温泉」から「盛岡つなぎ温泉」に名称を変更しましたが、温泉そのものに変更はありません。毎分約2,000Lもの湧出量を誇り、泉質は単純硫黄泉。pH8.7~9.5というアルカリ性が特徴で、湯に浸かればとろりとした肌触り。天然の保湿成分と呼ばれるメタケイ酸が55.6~149.9mgも含まれており、美肌の湯として知られています。
そのロケーションも大きな魅力です。多くの温泉宿が御所湖を望むように建っており、目の前に御所湖、遠くに岩手山(南部富士)がそびえる雄大な景色を楽しめます。凪の日には湖面に岩手山が映り、「逆さ南部富士」を見られることも。美しい自然と効能豊かな温泉に、心と身体が癒されること間違いなしです。
温泉街では3カ所で足湯、1カ所で手湯を楽しめます。そのうち足湯のある「源泉公園」では温泉卵作りができますので、生卵を持参して作ってみてください。
盛岡つなぎ温泉から「盛岡手づくり村」までは車で約10分なので、レジャーの拠点にもおすすめです。
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今回のライター
ライター
金 奈美江