東北をフィールドに観光、グルメ、レジャー、ライフスタイル、ビジネスなど幅広いジャンルを取材。
神社仏閣と温泉が好きです。
とうほく Diary
秋の深まり
仙台市/杜の都・仙台を彩る秋の風物詩”ジャズフェス”&芋煮会
2023/08/22
仙台の秋の風物詩「芋煮会」で食欲&行楽の秋を一度に満たす
残暑の中にも爽やかな風が吹く9月、いよいよ秋の行楽シーズンが始まります。仙台市の行楽の秋といえば、「芋煮会」です。「芋煮」は里芋と肉、野菜、こんにゃくなどを鍋で煮込んだ郷土料理。休日ともなると、河川敷では石を組んでかまどを作り、薪を焚いて大鍋で芋煮を作って食べる芋煮会を楽しむグループでにぎわいます。
仙台の芋煮は材料に豚肉を使用し、みそ仕立てが主流です。一方、隣の山形県では牛肉×しょうゆ仕立てが主流。地域によって具材や味付けが異なるのが郷土料理の魅力です。
この時期、スーパーやホームセンターなどでは「芋煮会コーナー」が特設され、芋煮の食材セットや薪の販売、大鍋の貸し出しなどが行われます。芋煮会場近くでは、コンビニでも薪が販売され、芋煮会が仙台市民にいかに人気であるかがうかがえます。
市内を流れる広瀬川や七北田川は芋煮会スポットとして有名ですが、手ぶらで芋煮会を楽しめるプランを用意しているレジャー施設もあり、仙台風芋煮、山形風芋煮を選べるところも。大人数で楽しむなら、両方を作って味わうのもおすすめです。
芋煮会シーズンはおおむね9月~11月まで。澄み渡る秋空の下で食べる芋煮は格別の味わい。ぜひ仙台ならではの食欲&行楽の秋を満喫してください。
- 1
- 2
おすすめの記事
今回のライター
ライター
金 奈美江