秋保温泉の美しい渓谷・磊々峡で幸せのハート探し

「仙台の奥座敷」と呼ばれ、開湯1500年の歴史を誇る秋保温泉は、市中心部から車で約30分、東北自動車道南仙台ICから約15分でアクセスできる人気の温泉地です。

名取川沿いに温泉街が広がっており、秋保温泉を代表する景勝地「磊々峡（らいらいきょう）」は、温泉街の入り口に架かる覗橋（のぞきばし）を中心に、約2kmにわたって巨岩・奇石が続く渓谷です。横顔のように見える「奇面巌」、幅8間（約14m）もの巨大な岩「八間巌」、雨天時に現れる「時雨滝」、途中で3方向に分かれる「三筋滝」など、長い年月をかけて急流が創り出した自然の造形美を堪能できます。

そして覗橋からのぞいてほしいのが、「覗橋♡ハート」として恋人の聖地に認定された岩。自然の侵食によって生まれたハート型のくぼみがあり、恋人たちのパワースポットとして人気を集めています。ちなみに、雨が降った後はくぼみに水が溜まり、ハートを探しやすくなります。

覗橋の下流側には、約650mの「磊々峡自然歩道」が整備されています。覗橋の上流側、観光施設「秋保・里センター」の裏手には約220mの散策路「磊々峡もみじのこみち」が整備されており、もみじのこみちから覗橋に出ることもできます。渓谷をそよぐ涼風は心地よく、瀬音に耳を傾けながら散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。