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とうほく Diary
街歩き
福島市/3つの駅前通りを散策して、地域の暮らしに触れる
2023/07/10
若者に人気の新店も多数。にぎわいをつくる2つの商店街
パセオ通りからさらに東に行くと、石畳の商店街「文化通り」に入ります。福島稲荷神社の西参道に続く参拝路になっており、秋の例大祭には露店が立ち並びます。この周辺は寺院が多いことから、かつては「石屋小路」と呼ばれていました。約250mの区間には、昔からの専門店や若者に人気の雑貨店などがずらり。米農家が福島産ホップで醸造するブルワリー「Yellow Beer Works」など飲食店も多く、夜になっても人が集まり賑わっています。
福島県庁前から信夫山公園入口まで南北を走る道路は、通称「県庁通り」。江戸時代、福島城正門があったことから、昔は「大門通り」という呼び名で親しまれていました。戦後しばらくすると、多くの店が集まる商店街に発展。2021年には、アーケードのある「県庁通り商店街」が「県庁通りクラフトモール」と名前を変えリニューアルしました。創業から80年以上もの間市民に愛されてきたパン店「オジマベーカリー」や、福島産食材を使ったスイーツが並ぶパティスリー「エクロール」など、人気店がたくさんあります。
福島市を訪れたら、個性豊かな商店街を歩きながら、新しい人やものとの出会いを楽しんではいかがでしょうか。
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スポット詳細情報
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今回のライター
ライター
関東 博子