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とうほく Diary
街歩き
秋田市/リニューアルした「秋田市立千秋美術館」でアートな感性を刺激
2025/02/18
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展示環境がさらに充実。ミュージアムショップも誕生!
昨年6月、秋田市中心部にある「秋田市立千秋美術館」が、約2年間の大規模改修工事を経てリニューアルオープンしました。同美術館は、日本画家の平福穂庵・百穂や、写真家の木村伊兵衛といった秋田県ゆかりの作家による作品や、江戸時代後期に小田野直武、佐竹曙山ら秋田藩士が生み出した阿蘭陀(おらんだ)風の西洋風絵画「秋田蘭画」などを収蔵。国際的な評価が高い洋画家、岡田謙三の作品も常設展示しています。
今回のリニューアルで大きく変わったのが展示室。作品に合わせた柔軟な空間づくりが可能になり、展示ケースや照明が更新されたことで、美術作品をよりクリアに鑑賞できるようになりました。貴重な名画が月替りで登場する秋田蘭画の展示コーナーも新設されています。
また、美術館が入る秋田総合生活文化会館・美術館(アトリオン)の1階ロビーには、オリジナルグッズも扱うミュージアムショップがオープン。同じフロアに、休憩スペースや情報オーナーも設けられました。さらに、授乳室もあり、誰でも気軽にアート体験ができる美術館へと生まれ変わりました。
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今回のライター
ライター
関東 博子