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冬祭り

盛岡市/ その年の無病息災と豊年を祈願する、厳かな「裸参り」

2024/11/01

盛岡市/ その年の無病息災と豊年を祈願する、厳かな「裸参り」

盛岡市内7つの神社でそれぞれに行われる

現在の裸参りは1月12日から28日にかけ、盛岡市内7つの神社で参詣が行われます。中でも特に広く知られているのが、15日の夕刻より行われる「盛岡八幡宮年越し祭」の裸参り。いくつかの団体ごとに鈴振り・ちょうちん持ち・紙の「はさみ」を持つ者、供物の三宝を持つ者など50mの列をなし、それらが併せて全長2㎞ほどの隊列となります。左右に大きく踏み出す独特の歩調を取りながら、一年の無事息災を祈願し、厄年の男女は厄を払います。

団体ごとの目印は、先頭が竿に高く掲げた「高張提灯(たかはりちょうちん)」。参詣団体の隊列の中を横断することは願いが途切れるとして嫌われるため、観覧者の横断は「一つの団体の通過終了を待ってから」がルールとされています。

スタートは例年16時30分頃。スタート地点から盛岡八幡宮までの約800mの道を約1時間かけてゆっくりと進んでいきます。

今年はぜひ裸参りを観覧し、1年の無病息災にあやかってみてはいかがですか?

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スポット詳細情報

今回のライター

ライター

吉田 美奈子

東北6県プラスαの観光記事を手掛けて幾星霜。
最近のマイブームは機械編みで、教室にも通い始めました。