数々の文化人を癒した、仙台藩の「かくし湯」

「鳳鳴四十八滝」からさらに山形市方面に進むと、“仙台の奥座敷”と称される「作並温泉」があります。開湯は1796年（寛政8年）。歴代仙台藩主の「かくし湯」として知られ、歌人の正岡子規や詩人の土井晩翠、芸術家・岡本太郎の父であり漫画家の岡本一平など、多くの文化人に愛されてきました。やわらかく、肌に優しい作並温泉のお湯は、「美女づくりの湯」としても親しまれており、体を芯から温めてくれます。エリア内には温泉宿が立ち並び、宿ごとに趣向を凝らしたお風呂を用意。自然に囲まれて静かにしっとり過ごすもよし、友達同士やファミリーで多彩なお風呂を満喫するもよしと、幅広い客層に対応しています。宿泊だけでなく日帰り入浴が可能な施設もあるため、湯めぐりをするのも一興です。

この冬は、鳳鳴四十八滝で自然の迫力を体感し、作並温泉で雪見風呂を楽しむ癒しのドライブを体験してはいかがでしょうか。