店頭で感じる四季の移ろい。夏の風物詩、仙台七夕まつりは朝市でも

四季折々の山・川・海の幸に恵まれている宮城。県内各地から旬を迎えた名産品が届く仙台朝市は、買い物だけでなく、仙台・宮城の豊かな食を知るのにもってこいの場所です。例えば春は、亘理や山元などで栽培された仙台いちごや、南三陸や女川で養殖された銀鮭。夏は三陸で獲れたホヤ、仙台伝統野菜の長ナス、秋は金華山沖で獲れる金華サバ、冬は松島のカキなど。年末になると市民が買い求めるナメタガレイや焼きハゼは、仙台のお正月に欠かせない食材です。

また、仙台朝市では、一年を通してさまざまなイベントを実施しており、毎年8月6～8日の「仙台七夕まつり」期間中は、趣向を凝らした七夕飾りが通りに登場。アーケード街とはまた違う朝市の七夕まつりは、手作りならではの趣があります。お店に並ぶ旬食材を覗きながら、色とりどりの飾りを楽しむのもおすすめですよ。