本番当日だけじゃない。観光施設で楽しめるねぶた祭の臨場感

青森駅から海岸にかけて観光施設が建ち並ぶ「青森ベイエリア」は、青森ねぶた祭にはかかせないスポットです。祭り期間中は、多くの観光客でにぎわい、最終日には青森港でねぶた海上運行や花火大会が開催されます。さらにこのエリアは、一年を通してさまざまな形でねぶた祭を体験できる場所です。今回は、祭り期間外にもベイエリアで楽しめる青森ねぶた祭をご紹介します。

青森市に来たら外せない観光施設が、大型ねぶたを間近で見ながらねぶたの文化・歴史に触れることができる「ねぶたの家 ワ・ラッセ」。ねぶたホールには、ねぶた囃子が流れ、ねぶた祭の雰囲気を感じることができます。

そこから徒歩8分の場所にある三角形の建物は、青森の観光・物産の情報発信施設「青森県観光物産館アスパム」です。工芸品や名産品など、お土産コーナーは豊富な品揃えを誇り、13階の展望台から青森市街地やむつ湾、八甲田の山々が一望できます。ここでぜひ立ち寄ってほしいのが、日本最大級を誇る360°3Dデジタル映像シアター。青森の夏祭りの迫力と四季の景色が、臨場感たっぷりの3D映像でリアルに体験できます。

アスパムに隣接する「青い海公園」には、5月上旬から祭り終了までたくさんのねぶた小屋が立ち並ぶ「ねぶたラッセランド」が出現します。作業小屋の中ではねぶた師が大型ねぶたを制作しており、青森ねぶた祭を控えたこの時期ならではの光景です。