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とうほく Diary
夏グルメ
盛岡市/「盛岡冷麺」と「クラフトビール」が、夏の暑さを和らげる
2023/07/11
独特の歯ごたえと牛骨スープがたまらない盛岡スタイルの冷麺
歯を押し返すほどの強いコシと、つるんとした舌ざわりがクセになる「盛岡冷麺」は、盛岡わんこそば、盛岡じゃじゃ麺と並ぶ「盛岡三大麺」の一つ。冷えたスープはコクがありつつもあっさりしており、キムチがいいアクセントに。夏の暑さを吹き飛ばしてくれる、岩手を代表するご当地グルメです。
盛岡冷麺を考案したのは、盛岡市内にお店を構える『食道園』。初代店主が、生まれ育った朝鮮半島の冷麺を日本人に合わせてアレンジし提供したところ評判になりました。麺はそば粉の代わりにジャガイモのでんぷんを加え、スープは牛骨を贅沢に使用。仕上げにトッピングしたキムチが、スープに辛味と酸味、野菜の甘味を加えます。昭和29年の創業以来、元祖の味を受け継ぐ名店です。
冷麺を提供するお店の多くは辛さが選べ、食べながら調整できる別辛(キムチの別皿盛り)で対応してくれる場合も。冷麺だけを味わえる店もたくさんありますが、焼き肉を堪能した後の締めの冷麺も格別です。
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今回のライター
ライター
関東 博子