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とうほく Diary

秋田市/城跡で、川沿いで。秋田の春をことほぐ桜たち

2023/06/13

秋田市/城跡で、川沿いで。秋田の春をことほぐ桜たち

秋田の象徴となるスポットが桜一色に

かつて秋田藩主佐竹氏の居城跡だった「千秋公園」は、秋田市のシンボル的な存在。園内には約650本ものサクラが植栽されていて、桜の名所としても親しまれています。

秋田駅から15分ほど歩くと千秋公園が姿を現します。ときは1603年、初代秋田藩主・佐竹義宣が、自然の地形を生かす形でここに久保田城を築城しました。周囲にめぐらせた堀と土塁が当時の名残をとどめます。版籍奉還によって秋田藩の歴史が終わり、明治時代に入ってからは造園家・長岡安平の手で、美しい日本庭園を持つ公園として生まれ変わりました。四季折々の景色を映す庭園は、今にいたるまで多くの人々に愛されています。

春はソメイヨシノをはじめ、シダレザクラやヤエザクラなど風情の異なる桜が園内いっぱいに咲き誇ります。例年開花時期にあたる4月中旬頃に開催される「千秋公園桜まつり」では、さまざまなステージイベントが催されるほか、50を超える露店が並び一帯をにぎわせます。

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スポット詳細情報

今回のライター

ライター

吉田 美奈子

東北6県プラスαの観光記事を手掛けて幾星霜。
最近のマイブームは機械編みで、教室にも通い始めました。