東北6県プラスαの観光記事を手掛けて幾星霜。
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とうほく Diary
新緑
仙台市/街の中心でケヤキが青々と生い茂る「杜の都」へようこそ
2023/06/13
「仙台・青葉まつり」が4年ぶりに完全復活へ
街路樹のケヤキが本格的に芽吹き始め、街が「杜の都」らしさを取り戻す5月。この季節の風物詩といえば「仙台・青葉まつり」ですが、ここ3年ほどは新型コロナウイルスの影響で中止や規模縮小を余儀なくされました。
しかし、新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に移行した2023(令和5)年に、ようやく通常規模で開催することができました。
「仙台・青葉まつり」は例年5月の第3日曜日と前日の土曜日に開催されます。土曜日の「宵まつり」では、150超の祭連(まづら)に所属する約4000人超の踊り手が、リズミカルな足さばきをしながら両手で扇子を振る「すずめ踊り」を披露します。軽快なお囃子にあわせてひらひらと扇子が返る様子は、まるでスズメが羽ばたいているよう。隊列を組み替えながら仙台市のシンボルである定禅寺(じょうぜんじ)通のケヤキ並木を進みつつ、息の合った演舞を披露します。
翌日、日曜の「本まつり」になると、豪華絢爛な山鉾(やまぼこ)を従え、甲冑姿の武者行列が街を練り歩く時代絵巻が出現。同時に勾当台公園では、美食家でもあった伊達政宗公にあやかり、旧仙台藩の市町村から選りすぐったグルメの屋台がずらりと並ぶ「杜の市」が開催されます。
市の中心部がまつりの熱気に包まれる2日間をぜひお楽しみください。
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スポット詳細情報
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今回のライター
ライター
吉田 美奈子