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とうほく Diary
雪解け
仙台市/輝く姿はまるで宝石。春の訪れを告げる「仙台いちご」を味わおう
2023/03/15
宮城は東北一のイチゴ生産地。新品種「にこにこベリー」にも注目
東北に春の訪れを告げるフルーツ、イチゴが旬を迎えています。宮城県は東北一のイチゴ生産量を誇り、県内で生産されたイチゴを「仙台いちご」のブランドで県内をはじめ北海道や首都圏に出荷しています。
「仙台いちご」の主な品種は、県のオリジナル新品種「にこにこベリー」、「もういっこ」、栃木生まれの「とちおとめ」です。
「にこにこベリー」は「もういっこ」と「とちおとめ」を掛け合わせ、2018年に品種登録された新しい品種です。名前には、「作り手、売り手、さらに手に取って食する全ての人が笑顔になるイチゴ」という想いが込められており、年々生産量が増えています。特徴はきれいな円すい形と果肉の赤さ。甘みと酸味のバランスも良く、果皮が硬めなので日持ち性に優れています。
「もういっこ」は果実が大きく、すっきりとした甘さが特徴です。甘みと酸味のバランスが良く、つい「もう一個」と手を伸ばしたくなることが名前の由来になっています。
この時期、仙台市内のレストランやカフェなどでは新鮮なイチゴを使ったメニューを楽しめるほか、菓子店では真っ赤なイチゴのスイーツがショーケースを賑わせます。頬張れば口いっぱいに芳醇な香りとジューシーな果汁が広がり、甘酸っぱいおいしさを楽しめる「仙台いちご」。宮城を代表するフルーツで春を満喫してはいかがでしょうか。
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今回のライター
ライター
金 奈美江