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とうほく Diary
冬の暮らし
盛岡市/小正月をカラフルに彩る伝統文化「ミズキ団子」
2023/01/05
目で楽しんだ後は、炙っておやつにも
ミズキ団子は作り方も意外と手軽。米粉にお湯を加え、箸で混ぜた後に手でこねて、小さく丸めて茹でます。浮いた団子を湯から取り、片栗粉などの粉をまぶして準備は完了。柔らかいうちにミズキの枝に飾れば出来上がりです。色を付ける場合は、米粉を練る段階で加えます。正月に余った餅を小さく切り、丸めて飾ればもっと簡単。事前に枝先を折っておくと、団子が刺しやすいですよ。
乾燥し割れて落ちたものや、飾り終えた団子は、火で炙ったり油で揚げたりして食べることも少なくありません。これを食べると無病息災でいられるという言い伝えもあるとか。
カラフルな「ミズキ団子」は、雪に覆われた冬の盛岡で、人々の目を楽しませてくれます。この時期に盛岡を訪れたら、街の中で探してみてはいかがですか。
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今回のライター
ライター
関東 博子