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とうほく Diary
冬の夜を楽しむ
山形市/湯けむり漂う蔵王温泉とスノーモンスター・樹氷で大自然を満喫
2022/12/01
温泉力に文句なし!強酸性の硫黄泉で身体の芯から温まる
四季を通じて大自然の恵みに出合える山形蔵王。冬の楽しみといえば、蔵王温泉とスキー・スノーボードなどのスノーアクティビティ、そして樹氷観賞です。
開湯1900年の歴史を持つ蔵王温泉は、pH1.25 ~1.6 という強酸性の硫黄泉。ピリピリするような肌触りが特徴で、殺菌力が強いことから皮膚病に良いとされ、肌の角質を柔らかくして溶かす作用があるため「美肌の湯」とも呼ばれています。
旅館、ホテル、民宿、ペンションなどさまざまな宿泊施設があり旅の目的やスタイルに合わせて選べるほか、日帰り入浴施設が充実しているのも特徴です。「雪見露天風呂」を楽しめる施設もあり、湯船にとぷんと浸かって雪景色を眺めれば、なんとも言えない贅沢を味わえるでしょう。
温泉街には「上湯」「川原湯」「下湯」の3つの共同浴場があります。中でも湯船の底がすのこ状になった「川原湯」は、真下にある源泉から新鮮な湯が湧き出ることで有名。入浴料は大人200円、子ども100円とリーズナブルなので、ぜひ立ち寄ってみてください。
なお、強酸性の硫黄泉は貴金属が黒く腐食しますので、入浴前にアクセサリー類を外すことをお忘れなく。肌が弱い方は上がり湯やシャワーで温泉成分を洗い流すとよいでしょう。
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今回のライター
ライター
金 奈美江