東北6県プラスαの観光記事を手掛けて幾星霜。
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とうほく Diary
秋の絶景
仙台市/瑞鳳殿 桃山文化のきらびやかな意匠をほどこした政宗公の墓所
2022/09/30
伊達政宗公が眠る、桃山風の意匠を凝らした霊廟
「紅葉の名所」といえば、峡谷など山あいをイメージする方も多いかと思います。けれども、仙台駅近郊にも意外な紅葉スポットがあることはあまり知られていないのではないでしょうか。地下鉄東西線大町西公園駅から徒歩10分の場所に位置する「瑞鳳殿」には、さまざまな種類のモミジが植えられていて、紅葉の見頃を迎える11月中旬には一帯が彩り鮮やかな赤や黄色のグラデーションに染まります。
さて、ここで瑞鳳殿についてご紹介します。極彩色に彩られたこの建物は、仙台藩初代藩主・伊達政宗公の御霊を祀る霊廟(れいびょう)です。地下3mに政宗公が埋葬されていて、建物の中には生前の姿を模した御木像を安置しています。もとは寛永14年(1637)に造営されたものでしたが、昭和20年(1945)の仙台空襲により焼失。残された資料を元に昭和54年(1979)に再建し、さらに平成13年(2001)の改修工事で、より創建当時に近い形へと蘇りました。
政宗公は生前、ホトトギスの初音を聴きにこの経ヶ峯(きょうがみね)を訪れ「自分が死んだら経ヶ峯に埋葬してほしい」と遺言していたといいます。他にも敷地内には、二代藩主・忠宗公の霊廟「感仙殿」、三代藩主・綱宗公の霊廟「善応殿」など、伊達家の霊廟が点在しています。
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スポット詳細情報
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今回のライター
ライター
吉田 美奈子