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とうほく Diary

冬祭り

仙台市/御神火にその年の健康を願う「どんと祭」

2024/12/01

仙台市/御神火にその年の健康を願う「どんと祭」
(公財)仙台観光国際協会

月飾りを焚き上げる冬の風物詩

新年の健康と幸福を祈り、小正月の時期に行われる正月送り行事。宮城では「どんと祭(さい)」と呼び親しまれています。

毎年1月14日のまつり当日は各神社で大きな御神火を焚き、参拝者たちが家庭から持ち寄った正月飾りや古神札をめいめいに放り込みます。火に当たるとその年の健康が約束されるといい、参拝者たちはその前で手を合わせ、祈りを捧げます。

どんと祭は、単なる風習としてだけでなく、地域のコミュニティを活性化する重要なイベントでもあります。地元の人々が集まって共同作業をすることで絆を深め、地域の伝統を次世代に伝える役割を果たしてきました。

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今回のライター

ライター

吉田 美奈子

東北6県プラスαの観光記事を手掛けて幾星霜。
最近のマイブームは機械編みで、教室にも通い始めました。