隠れた絶景スポット「伏伸の滝」で森林浴・マイナスイオン浴を満喫

秋田市河辺、岩見川上流に位置する紅葉の名所「岨谷峡（そやきょう）」。そこからさらに上流部にある「伏伸の滝（ふのしのたき）」は、隠れた絶景スポットです。底が見えるほど透き通った清流が3段になって流れる滝で、落差6mと高くはありませんが、白いしぶきを上げて流れる滝とエメラルドグリーンの滝壺が幻想的な光景を生み出しています。

周囲を彩るのは、春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々の豊かな自然。どの季節も美しいですが、ひんやりとした空気を味わいながら、森林浴とマイナスイオン浴を同時に体験できる夏がおすすめです。

伏伸の滝までは、下流にある殿渕園地公衆トイレ前の駐車場を利用するのがおすすめ。駐車場から5分ほど歩くと伏伸の滝入り口の看板が現れます。伏伸の滝の約200m下流、駐車場から徒歩2分ほどの場所には、殿様が遊覧で訪れた際に落馬したことが名の由来ともいわれる「殿渕（とのぶち）」があり、橋の上から清流を眺めることができます。殿渕から伏伸の滝までは遊歩道が整備されていますので、先に殿渕に寄ってから伏伸の滝へ向かうのもよいでしょう。

伏伸の滝から約650m上流には、水流によって削られた岩が舟の形をしていることが名の由来といわれる「舟作（ふなさく）」があります。舟作へ向かう途中には水汲み場「せせらぎの里 清水」がありますので、ぜひ冷たい湧き水で喉を潤してください。