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街歩き

仙台市/自然に囲まれた新スポットと、歴史を残す寺町を歩く

2023/07/10

仙台市/自然に囲まれた新スポットと、歴史を残す寺町を歩く

お寺が立ち並ぶ緑の小路を、心穏やかにのんびり散歩

人で賑わう中心エリアからすこし外れた仙台駅東口界隈には、ノスタルジックな雰囲気ただよう新寺地区があります。名前にもあるように、ここは寺社仏閣が集まるエリア。仙台開府当初、この辺りは仙台城から見て鬼門に位置していたため、災いから守る鬼門封じのために多くの寺社を配置し、寺町をつくったと言われています。また、江戸時代には由来が不明な8つの古塚があることから、「八つ塚」と呼ばれていました。

仙台市/自然に囲まれた新スポットと、歴史を残す寺町を歩く

新寺界隈には歴史のある寺院が多く、境内には市の保存樹木に指定されている名木・古木が植えられているほか、庭園も美しく手入れされています。季節の花木を眺め、お寺に手を合わせるのも寺町ならではの過ごし方です。

さらに、エリアの散策には、新寺二丁目蓮池公園から新寺五丁目公園へと続く東西640mの遊歩道「新寺小路緑道」がおすすめ。通りには桜やツバキなどが植えられており、ベンチも設置されています。定期的に行われている手作り市も人気です。

ビルが並ぶ繁華街や有名観光地とはひと味違う、静かで落ち着いた仙台を歩いて、癒やしの時間を過ごしてはいかがでしょうか。

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スポット詳細情報

今回のライター

ライター

関東 博子

東北六県をメインフィールドに、今日もどこかで取材旅。プライベートでも、国内外問わず旅行好き。