東北6県プラスαの観光記事を手掛けて幾星霜。
最近のマイブームは機械編みで、教室にも通い始めました。
とうほく Diary
新緑
福島市/植物の生命力を感じながら、爽快感たっぷりのトレッキングを
2023/06/13
平地より少し遅れてやってくる高原の初夏
標高約1600mの浄土平周辺は 季節の訪れが平地よりやや遅め。5月下旬から6月にかけての「浄土平湿原」周辺まで、新緑色にそまる景色を探しに行ってみませんか。一帯ではワタスゲをはじめとした高山植物が開花の準備がはじまり、ピークを目前にした生命力の旺盛さがあふれています。近くまで車で行けるため、大自然の雄大さを気軽に味わうことができます。
「浄土平ビジターセンター」のすぐ近くから散策の木道がスタート。解説看板も整備されているので、一つひとつの植物を確かめながらトレッキングすることができます。木道は全長約1kmで、一周するのにかかる時間は20分ほど。もし「もっと歩きたい」という気分であれば、ぜひ「吾妻小富士」まで足を伸ばしてみましょう。浄土平駐車場から磐梯吾妻スカイラインを横切り、木製の階段を10分ほど登ると、大きな噴火口にたどり着きます。さらに左手へ進むと、そこはとびきりの絶景スポット。福島市街が一望できるほか、運が良ければ荘厳な雲海に出会えるかもしれません。吾妻小富士の噴火口は一周するのに約60分。初夏を迎える空気の中、汗をかく爽快感を味わいましょう。
- 1
- 2
スポット詳細情報
おすすめの記事
今回のライター
ライター
吉田 美奈子