渓谷沿いのトレッキングコースで新緑を見上げながら

次にご紹介するのが、「紅葉川渓谷」です。山形県と宮城県との県境にある「面白山（おもしろやま）」の麓にある渓谷で、その名があらわす通り秋には赤や黄色に染まった木々が常緑樹と絶妙なコントラストを描く紅葉の名所です。しかし、新緑の季節ならではの美しさも捨てがたいもの。渓谷沿いに整備された全長約2kmのトレッキングコースには大小さまざまな滝やスリル感を味わえる吊り橋があり、自然のダイナミズムを味わいながらトレッキングを楽しむことができます。渓谷から聞こえるせせらぎと、こずえのさわめきとのハーモニーも耳に心地よく、つい時がたつのを忘れてしまいそうです。コース入口はJR面白山高原駅のすぐ近くにある「上流側入口」と、駅から2km程離れた「下流側入口」のふたつがありますので、アクセス状況にあわせて選択しましょう。

雄大な自然に抱かれてのトレッキングで、体の芯から洗われるようなフレッシュな心地を体験してください。