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とうほく Diary

新緑

山形市/初夏の日差しを感じながら新緑を求めて山へ、谷へ。

2023/06/13

山形市/初夏の日差しを感じながら新緑を求めて山へ、谷へ。

日差しによって色を変える神秘的な沼

今回は、ブナの新緑が包み込む静寂の中、青い水をたたえる神秘的な池沼「ドッコ沼」をご紹介します。標高約1,400mの蔵王中央高原にあるドッコ沼は、「法師が独鈷(どっこ)で、沼に棲む龍を沈めた」との伝説からその名がついたとされています。底からは枯れることなく水がわき出していて、周囲は約350m、平均水深は2mほど。青い水面は、日差しによって深緑やエメラルドグリーンへと色を変え、いっそう幻想的な雰囲気を漂わせます。

ドッコ沼へのアクセスには、ぜひ「蔵王中央ロープウェイ」を利用しましょう。「鳥兜駅」を降り中央第一リフトで乗り継げば直接アクセスできます。また、徒歩で行く場合は「鳥兜駅」から鳥兜山展望台経由で20分弱の散策コースもありますのでご利用ください。

ドッコ沼のほとりにはテーブルや椅子が備えられているので、ここでのんびりとくつろいでもいいですし、沼の先へ続くブナ林の遊歩道でパワースポットとして知られる「不動滝」へ向かうのもおすすめです。(往復約60分程度)

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スポット詳細情報

今回のライター

ライター

吉田 美奈子

東北6県プラスαの観光記事を手掛けて幾星霜。
最近のマイブームは機械編みで、教室にも通い始めました。