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仙台市/輝く姿はまるで宝石。春の訪れを告げる「仙台いちご」を味わおう

2023/03/15

仙台市/輝く姿はまるで宝石。春の訪れを告げる「仙台いちご」を味わおう

仙台市内のいちご狩りスポットへ出かけよう!

県内のイチゴ産地といえば亘理町・山元町が有名ですが、仙台市内にもイチゴ狩りを楽しめる観光農園があります。「JRフルーツパーク仙台あらはま」は東日本大震災で甚大な被害を受けた若林区荒浜の新たな賑わいづくりとして、2021年にオープンした観光農園です。ブルーベリーやナシ、ブドウ、リンゴなど一年を通して旬のフルーツの摘み取り体験ができ、イチゴ狩りは1月~6月中旬(予定)まで楽しむことができます。

ハウスの中では「にこにこベリー」「もういっこ」をはじめとする6品種が栽培されており、腰を曲げることなく立ったまま摘み取りができます。イチゴ狩りの醍醐味は、摘みたてのみずみずしいイチゴをその場で食べられること。ポイントはヘタの近くまで赤く熟したイチゴを探すことです。イチゴは先端の方が甘いので、ヘタ側から食べると最後まで甘さの余韻が続きます。異なる品種を食べ比べて、自分好みのイチゴを見つけるのも楽しみの一つです(※摘み取れる品種数は日々限定されます)。

施設内には、地域の食材をふんだんに使用した料理やデザートを味わえるカフェレストラン、地域の農家が育てた新鮮野菜や園内で採れたフルーツなどを販売する直売所もあり、1ヵ所で「遊ぶ・食べる・買う」を楽しめるのもポイントです。

アクセスは、車を利用する場合は仙台東部道路「仙台東」ICより約10分。公共交通機関を利用する場合は、仙台市営地下鉄東西線荒井駅下車、荒井駅より仙台市営バス震災遺構仙台市立荒浜小学校前行き「震災遺構仙台市立荒浜小学校前」下車、徒歩約5分です。

イチゴ狩りを満喫した後は、大津波から児童や教職員、住民ら320人の命を守った「震災遺構仙台市立荒浜小学校」に立ち寄ってみてください。

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今回のライター

ライター

金 奈美江

東北をフィールドに観光、グルメ、レジャー、ライフスタイル、ビジネスなど幅広いジャンルを取材。
神社仏閣と温泉が好きです。