和紙の灯りがベイエリアを照らすイルミネーションイベント

青森市のイベントというと夏の「青森ねぶた祭」が有名ですが、魅力は夏だけではありません。12月9日（金）～2023年2月12日（日）まで青森ベイエリアを中心に開催される「雪だ！灯りだ！芸術だ！あおもり冬のワンダーランド」は、さまざまなイベントが繰り広げられる一大イベントです。

JR青森駅から港湾沿いに広がる青森ベイエリアは、青森ねぶた祭を体感できる「ねぶたの家 ワ・ラッセ」、青函連絡船をほぼ就航当時の状態に係留保存した貴重な施設「メモリアルシップ八甲田丸」に、三角形の建物が目を引く観光と物産の情報発信基地「青森県観光物産館 アスパム」、青森県産りんごを使ったシードルの製造・販売をはじめ、スイーツやフードなどを取り扱う「A-FACTORY」など、観光施設が集まるエリアです。

12月9日（金）～2023年2月12日（日）の期間を通して開催される「あおもり灯りと紙のページェント」は、ねぶたの制作技法で市内の子どもたちが手作りした雪だるま型の和紙オブジェ「雪だるま～る」が青森ベイエリア等を照らします。モノトーンの雪景色と色鮮やかなオブジェの灯りが織りなす色彩のコントラストが美しく、一つひとつ異なるオブジェの「顔」を眺めていると、心がほっこり和むことでしょう。また、青森駅前から東に延びる新町商店街の街頭にも、約130個のかわいらしい「雪だるま～る」が登場します。歩道は屋根が付いているので雪の日も歩きやすいです。ぜひ散策してみてください。