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とうほく Diary
冬の夜を楽しむ
山形市/湯けむり漂う蔵王温泉とスノーモンスター・樹氷で大自然を満喫
2022/12/01
ロープウェイに乗って冬の絶景、樹氷ライトアップ観賞へ
その姿から「スノーモンスター」とも呼ばれる樹氷は、蔵王連峰の特殊な気象条件の下、群生するアオモリトドマツが雪と氷で覆われた自然の芸術品。例年12月下旬~3月上旬に見頃を迎えます。
樹氷原へは、温泉街にある蔵王ロープウェイ蔵王山麓駅から約20分。樹氷高原駅を過ぎると眼下に樹氷原が広がります。標高1661mの地蔵山頂駅で下りると、そこは一面の樹氷原。間近で樹氷を眺めると、その迫力に圧倒されることでしょう。駅屋上のオープンデッキからは、荘厳な雪山の大パノラマを見渡すことができます。
12月下旬~2月下旬までは「蔵王樹氷まつり」が開催され、「樹氷ライトアップ」や「1,000人松明滑走&冬のHANABI」などのイベントが行われます。ライトアップされた樹氷は神秘的で、まるで異次元の世界に迷い込んだかのよう。
日中は東北最大級のスノーリゾート「蔵王温泉スキー場」でスキー・スノーボードなどを楽しみ、夜は蔵王温泉と樹氷ライトアップ観賞を満喫。温泉街をそぞろ歩いて、「稲花餅(いがもち)」や「蔵王ジンギスカン」など温泉名物を味わうもよし、「山形酒のミュージアム」で山形の銘酒を飲み比べるもよし。日帰りや1泊では堪能しきれない冬の山形蔵王は、連泊で訪れることをおすすめいたします。
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今回のライター
ライター
金 奈美江