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福島わらじまつり

日本一の大わらじで健脚を祈る

江戸時代から400有余年、今なお続く冬の神事「暁まいり」に由来すると言われています。暁まいりは、福島市のシンボルともいえる信夫山にある羽黒神社に安置された仁王様のためにわらじを奉納したことが始まりです。仁王様の足のサイズに合わせたわらじは、長さ12mと規格外の大きさとなっています。この暁まいりで奉納されるわらじは片足分で、もう片足のわらじを奉納するのが、夏のわらじまつりです。もともとは健脚、旅の安全などを祈って奉納していましたが、近年は無病息災・五穀豊穣・家内安全・商売繁盛も願い奉納されています。長さ12mの大わらじを担ぎながら市街地を練り歩き、信夫山の羽黒神社に奉納が行われる様子は圧巻です。またわらじまつりは踊りもみどころ。参加者が踊る「わらじ音頭」は連続テレビ小説「エール」のモデルになった古関裕而氏の作曲。2019年に50回の節目を迎え、100年続く伝統を目指して、福島市ゆかりの音楽家大友良英氏を総合プロデューサーとして迎えリニューアルされました。古くから福島に伝わる「福島盆踊唄」のリズムを参考に、もともとの「わらじ音頭」が編曲しなおされました。これまでの「わらじまつり」との最大の違いは、笛や太鼓といった古くから東北地方にある伝統楽器を使用し、大人数の巨大アンサンブルで生演奏するスタイルへと変化したこと。そのダイナミックな音楽にあわせ踊りも一新。「わらのわ」と呼ばれる輪を両手に持ちながら、健脚をイメージさせる下半身の動きに特徴をつけ、力強く華やかに踊ります。だれでも楽しく参加できる踊りを目指し生まれ変わった新生わらじまつりが福島の夏をさらに盛り上げます。例年8月の第一金曜日、翌土曜日に開催します。

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変化を続けるわらじおどりを一緒に楽しむ

わらじまつりのフィナーレは飛び入りも歓迎!新しくなったわらじおどりにぜひご参加ください。また例年期間中、わらじ作り体験教室が開催されます。事前申込み不要、参加費は無料で当日受付で気軽にご参加いただけます。作ったわらじはお守りとしてお持ち帰りいただけます。

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